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2020.8.18 連載 Modern Contemporary Stationery #6「札幌駅時計のベーシックデザインから生まれた時計」


この連載「モダンコンテンポラリーステーショナリー」も第6回目。デルフォニックス 渋谷のバイヤーが今あらためてセレクトした「現代の文具」を紹介しています。暑さがこたえる季節ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

デルフォニックス 渋谷の店舗がある、渋谷パルコ。他の店を見ていると、早くも秋冬の洋服が続々と入荷していて、私も何を買うか考えています。デルフォニックスとしては、来年の手帳が入荷してくる時期。毎年人気のロルバーンダイアリーは、すぐに売り切れてしまう絵柄もあるので、気になる方は早めにチェックしてください。

さて、今回セレクトしたモダンコンテンポラリーステーショナリーは、渋谷パルコとも深いつながりのある、世界的なデザイナー、五十嵐威暢(いがらしたけのぶ)さんによるデザインを基につくられた時計、「eki watch(エキウォッチ)」です。

渋谷パルコがリニューアルする前の立体ロゴをご存じですか? そのデザインを手掛けていたのが五十嵐さんです。そのほか、現在は使用されていませんが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のショッピングバッグも五十嵐さんの代表的な作品。モダンでスマートなデザインが、印象に残っています。

五十嵐さんは北海道出身なのですが、札幌駅のコンコースにある時計も五十嵐さんの作品です。その時計をオフィスや家庭でも使えるように開発されたものが、このエキウォッチ。

エキウォッチは、札幌駅の時計と同じように、オリジナルの数字フォントにより時刻が見やすいように仕上がっています。さらに、腕時計の「eki watch 37mm メッシュ」は、ベルトはステンレス、ケースはサファイアガラスというつくりで、日常生活防水もあり、丈夫で機能的にも優れています。時刻が見やすいという特長は、時計としては当たり前ながらポイントになる部分。幅広く多くの方におすすめです。

駅の時計と言えば、スイスの時計「MONDAINE(モンディーン)」を思い出しました。時計で有名なスイスの国鉄駅の時計にも使われ、同じデザインの腕時計も作られているからです。公の場のためにデザインされたものが身近なプロダクトになるのは、素敵なことですね。

デルフォニックス 渋谷では、DELFONICS WEB SHOPの取り扱いアイテム以外のラインナップも揃えています。ぜひ実物を見にお越しください。お待ちしています。

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