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2020.4.6 連載 Modern Contemporary Stationery #2「アルゼンチン発の革ブランド、バカバリエンテ」


こんにちは。DELFONICS 渋谷のバイヤーです。世界的に外出が難しい状況となっているこの春ですが、こちらの「Modern Contemporary Stationery」で、家の中でもショッピングの楽しさをお届けできればと思い、ペンを取りました。本日は、「vacavaliente(バカバリエンテ)」というアルゼンチンのブランドをご紹介します。

バカバリエンテが誕生したのは、2006年。リサイクルレザーの分野において、イノベーションの可能性を探るという大学の研究プロジェクトの一つとしてスタートしたそうです。ちなみに南アメリカ大陸にあるアルゼンチンは、歴史的に革の産業が盛んな国だそう。そんなアルゼンチンで、バカバリエンテは国内生産にこだわったリサイクルレザーのプロダクトを提供しています。

バカバリエンテの始まりとも言えるプロダクトが、カンガルーの形をしたこちらの小物入れ。この商品が、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスにあるラテンアメリカ美術館(MALBA)に認められ、その後ニューヨーク近代美術館(MoMA)の企画展にも取り上げられました。MoMAのカタログに掲載された、最初のアルゼンチン製品だそうです。

バカバリエンテのアイテムから今回ピックアップしたのは、名刺入れやペンケース、ポーチなどの実用的なプロダクト。すべてリサイクルされた牛革製で、バカバリエンテの本社内に構えた工房で作られたアイテムです。まず目を引くのは、軽やかで上品なニュアンスカラー。そして、仕立てはとてもシンプル。例えばこちらの「vacavaliente カードケース」は一枚革を重ね縫製していて、佇まいもスマートです。このほかにも、コードを束ねるケーブルホルダーやヘッドフォンホルダーなどのデジタル収納小物もあります。アルゼンチンからのお届けもの、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか?

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