1930年代〜1998年まで、ドイツのEberhard Faber（エバーハード・ファーバー）が製造していた鉛筆「BLACKWING（ブラックウィング）」。鮮やかなブルーが印象的な限定品です。
カリフォルニアにあるタホ湖。多くのアーティストが、美しいタホ湖にインスピレーションを受けたと言われています。1960年代から環境変化によって深い青色を失ったものの、近年の保全活動により透明度が回復。「BLACKWING 73」は、タホ湖に敬意を表して発表されたモデルで、ナンバーは近年計測された透明度「73フィート」に由来しています。
湖の水面のようなタホブルーの軸に、水面のような模様が施された1本。芯の硬度は、柔らかなソフトです。BLACKWINGは、1998年に一時生産終了となったものの、2010年にPALOMINO（パロミノ）により復刻され、クリエイターやアーティストに愛好家が多いアイテム。クラシカルなデザインと、上部の平らな消しゴムが特徴的です。

【ステーショナリーディレクター・土橋正さんのおすすめ】
「鉛筆で書く、消すを繰り返すときに最適なのがBLACKWING。鉛筆に付属する消しゴムはよく消えないタイプもありますが、普通の消しゴム並みに消せる安心感があります。四角い形状で本格的に消すことができ、減ったら内側から繰り出して使えるのもいいですね」