多くのクリエイターやアーティストが愛用したことで知られる鉛筆「BLACKWING(ブラックウィング)」。鮮やかなエメラルドグリーンのグラデーションが魅惑的な限定品です。
「BLACKWING 811」は、「Library of the Hope」というタイトルが付けられています。その名の通り、図書館とそこに象徴される希望に対する賛辞を表したモデルです。本体のエメラルドグリーンと金のカラーリングは、図書館で使われていた「バンカーズランプ」にインスパイアされた組み合わせ。緑のシェードが特徴的なデスクライトで、手元の細かい作業を照らすために図書館や銀行などで使われていたものです。モデルナンバーの「811」は、図書分類法「デューイ十進分類法」におけるセクションを示す数字。811のスペースは文学が相当し、詩人のマヤ・アンジェロウを含む作家の著作が収録されています。
特殊なトップコート仕上げにより、暗闇でうっすらと光ります。芯の硬度は、硬めながら滑らかな書き心地のファーム。BLACKWINGは、1998年に一時生産終了となったものの、2010年に鉛筆用板材メーカーの最大手、CCPC(カリフォルニアシーダープロダクツカンパニー)のPALOMINO(パロミノ)部門により復刻されました。クラシカルなデザインと、上部の平らな消しゴムが特徴的です。