20年以上のキャリアを誇るL.A.を拠点とするジャズ・トランペット奏者／プロデューサーのジョセフ・ラインバーグ。L.A.ジャズとヒップホップ的センスが融合した本作は、厳かなコーラス等が織り成す壮大スケールで幕を開けます。ジャケットは、日本人クリエイター、青山トキオ。ジャンルを超えて、ブラック・ミュージックを集約した1枚です。

発売日

：2016/12/14

レーベル

：rings

ドリーミーなコーラスワークは一層磨きがかかり、ポップス路線をさらに推し進めたシンガーズ・アンリミテッド77年の作品。パトリック・ウィリアムスのオーケストラにデイヴ・グル―シン、チャック・レイニー、トム・スコットら豪華ミュージシャンが参加。ジャズを軸にした、軽快なポップス・アレンジが気分を温めてくれそうです。

発売日

：2016/11/2

レーベル

：MPS

クラシック、ジャズ、ワールド、アンビエントなどのジャンルを感じさせ、独特な味わいで表現するピアニスト／作曲家の林正樹。ノルタルジックで無国籍な世界観を持ち、音の隙間にも緊張感を込めず寛いだ雰囲気さえ感じさせます。心地よいアンサンブルは、冬の寒さから少しずつ暖かくなる春に向けて、穏やかな気分にさせてくれます。

発売日

：2015/9/2

レーベル

：Spiral Records

50 年代から活躍するサックス界の重鎮、ジェームズ・ムーディ。エレクトリックピアノが漂い、ブロウするサックスとフルートの音色が心地よい、70年代テイスト溢れるメロウなジャズ・アルバム。プロデュースとアレンジにCadetレーベルのリチャード・エヴァンスを迎えた本作は、DJなどサンプリングソースとしても人気があります。

発売日

：2012/11/21

レーベル

：P-Vine

豊かな感性に恵まれ、ノー・ウェーブから先鋭的なジャズ、エレクトロニクスそしてボサノヴァまでも自家薬籠中のものとして活動を続けてきたアート・リンゼイ。本作は、13年に及ぶ沈黙を破り完成したオリジナルアルバム。抒情性とアヴァンギャルド、相反する要素が絶妙なバランスを保ちながら、不思議な音世界へと誘います。

発売日

：2017/1/6

レーベル

：P-Vine

LAを拠点に活動するネオ・ソウル・トリオ。素晴らしいアレンジメントとキャッチーなリフを武器に、ジャズ愛好家からコンテンポラリーなソウル・リスナーまでをも魅了。2014年にリリースした本作では、話題を集めた「The Truth」を筆頭に、90年代ネオ・ソウルの影響を屈託のないアレンジと見事なバンド・アンサンブルで再現しています。

発売日

：2016/12/18

レーベル

：Tru Thoughts

叙情的なタッチ、斬新なハーモニーを併せ持ったジャズ・ピアニスト、ビル・エヴァンス。本作は2016年に50回を迎えた、スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルの名前を世界的に広めた傑作ライブ盤。今年2回目を迎えた「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」は、伝統を継承しつつ素晴らしい盛り上がりを見せました。

発売日

：2016/06/29

レーベル

：Verve

ジャズに多大なる貢献を残し、今年8月に逝去したベルギー出身のハーモニカ奏者、トゥーツ・シールマンスによるブラジル音楽プロジェクト。語りかけているようなハーモニカの音色が、カエターノ・ヴェローゾ、イヴァン・リンスら、豪華ゲストの歌声と調和。優しい音色が心を解きほぐし、染み入るように響き渡ります。

発売日

：2016/04/27

レーベル

：Private Music

新世代女性シンガー・ソングライター＆ピアニスト、キャンディス・スプリングスのデビュー・アルバム。ソウル・ジャズ、ポップスなど様々なジャンルの音楽を吸収し、新鮮で過去に囚われないサウンドです。女性らしいしなやかさと、強さを兼ね備えたヴォーカルとピアノ・プレイがより際立つ作品に仕上がっています。

発売日

：2016/07/01

レーベル

：Blue Note

クラーク＝ボラン楽団が誇る精鋭メンバーによって編成された、最強セクステットによる1967年録音のアルバム。ルイス・ボンファによる小粋なサンバでスタートする本作は、粋と洗練が極限の高みに達しているラテン・ムードいっぱいの作品集。"small hours＝深夜"の通り、一日の終わりや週末の夜にじっくりと聴き入りたい一枚です。

発売日

：2016/09/28

レーベル

：Columbia