ギターの名手ジョー・パスとブラジルのパーカッショニスト、パウリーニョ・ダ・コスタによる78年の共演盤。リオのカーニバルに感銘を受けブラジル人ミュージシャンを招き制作されたジャズ・ボッサ作品。ブラジルの代表的なボッサのカバーを中心に、柔らかく爪弾かれるギターの旋律が心地良く、全編通してリラックスできます。

発売日

：1992/2/27

レーベル

：OJC

バッファロー・スプリングフィールド、ポコ、ロギンス&メッシーナで活躍したジミー（ジム）・メッシーナ。79年に発表された本作は、明るく乾いたラテン・フレイヴァーの曲やジャズ・テイストの曲までバラエティに富んだ内容。渋い大人の存在感を示した上質なコンテンポラリー・ミュージックとして、語り継がれている作品です。

発売日

：2016/7/27

レーベル

：SMJ

現代ブラジルが生んだ二人の天才コンポーザー/マルチ奏者、アンドレ・メマーリとアントニオ・ロウレイロによるコラボレーション作品。ミナス音楽やショーロなどブラジル各地の音楽的背景をもとに、クラシック〜現代ジャズに至る幅広い素養が聴き取れます。優れたアレンジセンスを持つ両者が奏でる音は、この季節に合います。

発売日

：2016/10/15

レーベル

：NRT

60年代、ブラジルのジャズ・ボッサのグループとして一世を風靡したタンバ・トリオ。活動休止後、74年に発表された本作は、ローズピアノやシンセサイザーを多用し、ボーカルをフューチャーしたグルーヴィーな内容となっています。漂うローズピアノの音色に絡むフルート、アンニュイなボーカルが、春の陽気にもよく合います。

発売日

：2016/7/6

レーベル

：SMJ

ピンク・フロイドなど、数々のアルバムに参加した経歴があり、「英国のキャロル・キング」と話題になったレスリー・ダンカン。本作は75年にリリースされた通算4枚目の作品。時代の流れをうっすらと描き出した好作で、慎ましやかなシンガー・ソングライターがほのかにポップ・ソウル色を纏っていく様が捉えられています。

発売日

：2016/1/6

レーベル

：Celeste

20年以上のキャリアを誇るL.A.を拠点とするジャズ・トランペット奏者／プロデューサーのジョセフ・ラインバーグ。L.A.ジャズとヒップホップ的センスが融合した本作は、厳かなコーラス等が織り成す壮大スケールで幕を開けます。ジャケットは、日本人クリエイター、青山トキオ。ジャンルを超えて、ブラック・ミュージックを集約した1枚です。

発売日

：2016/12/14

レーベル

：rings

ドリーミーなコーラスワークは一層磨きがかかり、ポップス路線をさらに推し進めたシンガーズ・アンリミテッド77年の作品。パトリック・ウィリアムスのオーケストラにデイヴ・グル―シン、チャック・レイニー、トム・スコットら豪華ミュージシャンが参加。ジャズを軸にした、軽快なポップス・アレンジが気分を温めてくれそうです。

発売日

：2016/11/2

レーベル

：MPS

クラシック、ジャズ、ワールド、アンビエントなどのジャンルを感じさせ、独特な味わいで表現するピアニスト／作曲家の林正樹。ノルタルジックで無国籍な世界観を持ち、音の隙間にも緊張感を込めず寛いだ雰囲気さえ感じさせます。心地よいアンサンブルは、冬の寒さから少しずつ暖かくなる春に向けて、穏やかな気分にさせてくれます。

発売日

：2015/9/2

レーベル

：Spiral Records

50 年代から活躍するサックス界の重鎮、ジェームズ・ムーディ。エレクトリックピアノが漂い、ブロウするサックスとフルートの音色が心地よい、70年代テイスト溢れるメロウなジャズ・アルバム。プロデュースとアレンジにCadetレーベルのリチャード・エヴァンスを迎えた本作は、DJなどサンプリングソースとしても人気があります。

発売日

：2012/11/21

レーベル

：P-Vine

豊かな感性に恵まれ、ノー・ウェーブから先鋭的なジャズ、エレクトロニクスそしてボサノヴァまでも自家薬籠中のものとして活動を続けてきたアート・リンゼイ。本作は、13年に及ぶ沈黙を破り完成したオリジナルアルバム。抒情性とアヴァンギャルド、相反する要素が絶妙なバランスを保ちながら、不思議な音世界へと誘います。

発売日

：2017/1/6

レーベル

：P-Vine