
イタリア発の優美なペンブランド、「レオナルド オフィチーナ イタリアーナ」が日本に到着。
2018年、イタリアのナポリ近郊の都市・カゼルタで、新しいペンブランドが誕生しました。
45年以上の歴史と経験を持つイタリアの工房が立ち上げた、
LEONARDO OFFICINA ITALIANA(レオナルド オフィチーナ イタリアーナ)。
イタリアらしい洗練されたデザインのペンがWeb Shopに到着しています。

レジンという樹脂を削り出す色鮮やかな軸には、2018年に惜しまれながら廃業となった、イタリアの高級筆記具メーカー、DELTA(デルタ)を彷彿させる華やかさがあります。レオナルド オフィチーナ イタリアーナと、デルタ。2つのメーカーが共鳴する理由に、ひとりのペン職人の存在がありました。レオナルド オフィチーナ イタリアーナの創業者であり、デザインを手掛けるのが、Salvatore Matrone(サルバトーレ・マトローネ)氏。彼の父である、Ciro Matrone(チーロ・マトローネ)氏が製造の責任者を務めています。チーロ氏は、デルタの3人の共同創業者のひとりであり、デルタ設立以前から40年以上ものキャリアを誇る、最高峰のペン職人。数々のデルタの名作を手掛けた確かな技術は、スーパーブランドからチーロ氏を指名して商品生産のオーダーが届くほど。ペン制作の全行程に精通し、自身がその全てをこなすグレイトマイスターなのです。

こちらがチーロ氏。美しいレジンを丁寧に削り出している様子です。デルフォニックス代表/デザインディレクターの佐藤達郎が、イタリアを巡る買い付けの旅の途中、チーロ氏の工房を訪れて撮影したポートレートです。チーロ氏との刺激的で素晴らしい出会いは、ウェブサイト「Voyageur 地中海の文具島」に記録しています。

熟練の技術を持つチーロ氏の手で、1本ずつ生まれる美術品のようなペンは、素材から生産、デザインや感性までもが100%のイタリアメイド。

レオナルド オフィチーナ イタリアーナが掲げるコンセプトに、徹底したイタリアへのこだわりがあります。その思いを込めたアイテムから感じる、作り手の情熱と手作りの温もり。

そして、磨き抜かれたセンスが混ざり合い、まさにイタリアらしいペンが生まれるのです。

レオナルド オフィチーナ イタリアーナのロゴには、下の画像のように、羽がデザインされています。イメージの源は、アーティストであり、科学者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチ。ダ・ヴィンチが鳥の翼のはばたきに着想を得てスケッチした、「Flying Machine (はばたき機)」にインスパイアされ、そのダイナミズムをマークに表現したそうです。

「フローレ」シリーズ
大地と海が出会う魔法の場所と謳われ、世界一美しいと称されるアマルフィ海岸の情景からイメージしたのが「FURORE(フローレ)」シリーズです。両端に丸みを帯びたヴィンテージテイストのフォルムに、レジン素材の表情を活かした美しい色合いのボディ。その名の通り、艶やかに煌めくレジンのカラーが最大の魅力です。太陽のようなサンイエロー、情熱的なレッドパッション、地中海のエメラルドブルーなど、「これぞイタリア」と思わず唸る、華やかな色に惹き付けられます。万年筆のペン先はスチールですが、カリカリとした硬い印象はなく、非常に柔らかな書き味。最近のトレンドである、柔らかなペン先といえるアイテムです。筆圧を掛けず、軽いタッチで滑るように筆記するのがおすすめです。


「モーメントゼロ」

独特な形のクリップには、先端に可動式リングが付いています。衣服を傷めないように開発された、その名も「ローリングウィールクリップ」。ジャケットやシャツのポケットに挿し込む際の、傷防止に配慮したデザインです。美しいレジン軸にはブランド名の刻印があり、その横にはナンバーが彫り込まれています。これはシリーズごとの通し番号、ナンバーエディションを意味しています。写真は「No 1314」。1314本目に作られた1本、というわけです。限定品の場合は「00/00」と刻印される、リミテッドエディション表記です。

イタリアらしい華やかなラグジュアリーさと、クラフトマンシップに基づく確かな品質を備えたレオナルド オフィチーナ イタリアーナ。Web Shopのほか、直営店のデルフォニックス大阪店でも販売を開始しました。伝統を今に伝えるストーリーの詰まった、本物の1本。店頭で手に取って、その美しさをご覧ください。
デルフォニックスオリジナルシリーズから、
DELFONICS Web Shopがセレクトしたアイテムまで
毎週金曜に新着商品が入荷しています。