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2021.2.26 連載 Modern Contemporary Stationery #9「鮮やかなカラーのミニマルな革小物、PB0110」


PB0110

渋谷パルコにあるデルフォニックス 渋谷のバイヤーが選んだ「現代の文具」を紹介している、連載「モダンコンテンポラリーステーショナリー」。まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。第9回目は、春に向けて新調したくなる、革小物を紹介します。

2012年、ドイツ・ハノーファーを拠点に設立された「PB0110」。“ピービーゼロワンワンゼロ”と読みます。最初にこのブランドのアイテムを見た時のわくわくした気持ち、同時に新しいと思えたことがセレクトした率直な理由です。今まで見たことがない色合い、洗練されたデザイン。デザイン性の高いアイテムに出合えると興奮しますね。

創業者でクリエイティブディレクターでもある、フィリップ・ブリーさんの家族は、ドイツの有名な革製品ブランド「BREE(ブリー)」を経営しているそう。上質で丈夫な作りに定評があるブランドです。フィリップさん自身も「BREE」に携わっていた経験があり、そのモノづくりが軸になっていると感じます。

PB0110

植物タンニンにより、職人技で丁寧になめされた、最高級のナチュラルレザーが使われています。革自体は存在感のある風合いですが、厚くなく、デザインもミニマルなため、すっきりとした印象です。コンパクトに作られているアイテムが多いのも特徴ですが、「ウォレット CM3.1」(写真左)は、内側にL字ファスナー付きの小銭入れを備え、収納力もあります。

シリーズによって作られているカラーが異なるのですが、他の革製品ではあまり見かけない色味の水色や薄い紫色などがあり、とても綺麗です。この「カードケース CM43」(写真中央・手に持っているアイテム)は、内側パーツの白、黒の色合わせがポイント。シャープさを引き立てているオリジナルの金具など、細かいところにもこだわりが感じられます。財布もカードケースも今愛用しているものがありますが、どれか欲しくなってきました。

小さいバッグやポケットに入れても邪魔にならず、使い勝手のよいアイテム。ユニセックスに使えるカラーとデザインで、持っているだけで気分が上がります。革ケース付きのショッパーバッグは、デルフォニックス 渋谷で取り扱いがあります。実物はぜひ店頭でご覧ください。

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