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森俊二(Natural Calamity)と石井マサユキ(TICA)の二人によって2000年に結成されたギター・インストゥメンタル・ユニット。心地よく、伸びやかなギターの音色に身を委ね、まるで水面に浮かんでいるかのような浮遊感を感じます。茹だるような暑い夏によく効く清涼剤のような、チルアウトミュージックです。
- 発売日
- :2012/4/18
- レーベル
- :AWDR/LR2/BounDEE
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バート・バカラックや、ビーチボーイズなどに影響を受け、1960~70年代のサンシャインポップスの良いところだけを吸い上げたかのようなカラフルな作曲センス。そして良く練られたアレンジを、現代的センスで紡がれた傑作。胸がキュッと締め付けられるような甘酸っぱいポップソングは、夏の日差しによく似合います。
- 発売日
- :2008/9/10
- レーベル
- :Marina Records/プロダクション・デシネ
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ノルウェーのピアニスト、トルド・グスタフセン率いるトリオのデビュー作。静かに、ゆっくりと語り始めるようなイントロから、次第に流麗で美しいタッチのピアノに引き込まれてしまいます。退屈で難解な曲は無く、聴きやすいが決して甘くない、美しく響くピアノの音色が、夏の暑さから解放してくれそうな予感を感じさせます。
- 発売日
- :2014/4/23
- レーベル
- :ECM Records/ユニバーサルミュージック
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ジャズボーカリスト、サラ・ヴォーンによる、ブラジル3部作の第1弾。ブラジルを訪れ、アントニオ・カルロス・ジョビンやミルトン・ナシメントらトップ・ミュージシャンと共演した1977年の作品。ボサノヴァやサンバの爽やかなリズムに、サラの存在感のある歌声が、暑い夏の夜に、味わい深く染み渡ります。
- 発売日
- :1994/3/10
- レーベル
- :Pablo Records.
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どこか懐かしく、どこの国でもない異国感を感じ、まるで見知らぬ国の路地に入り込んでしまったような、そんな不思議な感覚の宿る作品。ヴィム・ベンダースや、ジャン・ポール・グードが起用する、今、最もヨーロッパで注目される日本人音楽家、三宅純の作品です。
- 発売日
- :2013/9/18
- レーベル
- :P-VINE RECORDS
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DELFONICSがセレクトするのは、ジャンルや時代にとらわれることなく、インスピレーションや、アイディアのスパイスとなるような「ON」な音楽。少し知的で私的な、文房具を選ぶ気持ちと同じような感覚で選んでいます。書斎で聴きたいものや、外に持ち出したいもの、季節の移り変わりに合わせて、4シーズンでセレクトを変えていきます。
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暑い夏を、少しだけクールダウンさせてくれたり、
都会の喧噪から連れ出してくれそうな、
涼しげなアルバムを選んでみました。