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記録集『柳本浩市 ARCHIVIST』

¥ 4,400 税込

スペック

素材  :紙
生産国 :日本
サイズ :横188×縦232×厚み25mm
発行  :柳本浩市展実行委員会
仕様  :B5判変形/コデックス装/256ページ/言語(日本語)

2017年に開催した展覧会『柳本浩市展 “アーキヴィスト─柳本さんが残してくれたもの”』をまとめた記録集

2017年に開催した展覧会『柳本浩市展 “アーキヴィスト─柳本さんが残してくれたもの”』を記録集にまとめました。柳本浩市氏(1969-2016)の活動や思想を踏まえ組み立てられた展覧会を元に制作されています。



2016年3月に46歳で急逝された、デザインディレクター柳本浩市氏を追悼する展覧会「柳本浩市展」“アーキヴィスト ー 柳本さんが残してくれたもの”は、2017年4月29日(土・祝)~6月4日(日)まで、東京都自由が丘のsix factoryにて開催されました。



2002年に自身のレーベル Glyph.(グリフ)を立ちあげ、出版や、企業との商品開発、展覧会のプロデュースなどで多くの活動に取り組んできた柳本氏は、同時に多様なジャンルの収集家として知られ、その収集物が展覧会や各種媒体で紹介されるなど、その価値の高さも広く認められていました。膨大な知識の持ち主でもあり、収集物と知識を生かしたいっそうの活躍が期待されていたところでした。



本展では、柳本氏をアーキヴィスト(ものを収集し、整理し、その価値を見きわめてアーカイヴをつくり、未来へ発展させていく人)として捉え、彼の遺品を通してその思想と活動を伝えました。 会場では、柳本浩市氏が自ら整理し自宅に保管していた資料ファイルも公開。来場者は実際に手に取って貴重な内容を見ることができました。



そこには多様な領域の記事や文献とともに、伝説的エアライン「ブラニフ」や過去のオリンピック関連の印刷物など希少でデザイン的価値の高い紙モノから、世界各国のスーパーマーケットや郵便局などで入手した食品パッケージ、洗剤などの容器、配送用ボックスなどアノニマスな紙モノまで、様々なアイテムを図書館のように分類と関連性をもって展示されました。



今回の記録集出版にあたり、2017年の展覧会時の会場写真に加え、あらたに収集物の撮影を行い、柳本氏が自ら遺した主要なファイルから一部を集録しています。また、生前柳本氏と親交のあった方々による寄稿文や氏のレクチャー「アーカイブ個人編集論」なども集録。柳本氏のアーキヴィストとしての収集・整理・編集などの活動が改めて一望できる一冊となっています。





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